ラグビージャージをオーダーで作る完全ガイド|素材・サイズ・デザイン・納期

HUDDLE競技別ラグビー

ラグビージャージのオーダーを任された担当者から、最初によく聞かれるのが「フィッティングって結局どれを選べばいいんですか」という質問です。ラグビージャージはフィッティング、カラー、襟の形、ショーツの生地まで選択肢が細かく分かれていて、カタログを開いた瞬間に手が止まってしまう気持ちはよく分かります。この記事では、実際の発注現場での判断基準を交えながら、素材・サイズ・デザイン・名入れまでの決め方を順番に整理します。

フィッティングと襟の形は「誰が着るか」で決める

フィールドジャージのフィッティングはRegular・Tight・Super Tightの3種類です。Regularは体格差が大きいチーム向けで、成長期の中高生や新入部員が混在する場合に扱いやすいタイプ。Tightはコンタクトプレー中に生地を掴まれにくくする狙いがあり、社会人・大学の公式戦仕様でよく選ばれます。

Super Tightはさらに体に沿わせたい選手向けで、フォワード陣より足の速いバックス選手からの指名が多い印象です。迷ったら、ポジションで分けずにチーム全体をRegularかTightで揃えたほうが、後から「1人だけサイズ感が違う」という事態を避けられます。

襟の形はRegular・Round・Pentagon・Classicの4種類。試合中の見え方だけでなく、写真に残ったときの印象にも関わってくるので、ユニフォームの雰囲気を決める要素として意外と軽視できません。伝統的なチームカラーを打ち出したいならClassic、モダンな印象にしたいならPentagonを選ぶ相談をよく受けます。

ショーツとソックスは生地の違いを先に理解しておく

フィールドショーツの生地はTUFFLite・Sublimation・COTTON POLYの3タイプがあり、ここはデザインの自由度が変わるため要注意です。TUFFLiteとSublimationは全面の色柄を自由に昇華プリントできますが、COTTON POLYは昇華プリントに対応していません

色を変えられるのは生地の切り返し部分のみで、ロゴは刺繍対応になります(1箇所は無料)。コットンの風合いや着心地を優先してCOTTON POLYを選ぶチームもあるので、「派手な柄にしたい」という要望とセットで来た場合は、この制約を最初に伝えるようにしています。

フィールドソックスはXS〜3XLまで展開があり、こちらも切り返しでの色変更が基本です。

サイズ選びで実際に起きている失敗

サイズ表は身長ではなく着丈と身幅を基準に見るのが基本です。よくある失敗が、身長だけを見て号数を決めてしまい、コンタクトプレーで肩まわりがきつい、あるいは逆にジャージが余ってタックルで引っ張られやすくなる、というケースです。

とくに90〜9XLまで幅広く展開しているぶん、体格差のあるチームほど「代表選手の体型」だけで全員のサイズを決めてしまいがちなので注意してください。

現場での判断

可能であれば、発注前にサンプルを1着借りて、体格の違う数名で実際に着比べてから号数を決めることをおすすめします。特に新規チームの初回発注では、この一手間で後からの交換対応がほぼゼロになります。

フィッティング 特徴 選ばれやすいケース
Regular 体格差を吸収しやすいゆとりのある作り 成長期の中高生、体格が混在するチーム
Tight コンタクト時に生地を掴まれにくい 社会人・大学の公式戦仕様
Super Tight 体に沿うシルエットで動きやすさ重視 スピード重視のバックス選手

名入れ・背番号は無料。名簿のまとめ方で作業が変わる

チーム名・ロゴ・背番号・名入れはすべて無料で、全面昇華プリントのため色数を理由に費用が変わることもありません。ただ、名入れ対応で一番時間がかかるのは実はデザインではなく、こちらに渡ってくる名簿の形式です。背番号・氏名(ローマ字表記の指定含む)・サイズの3点が1人ずつ紐づいた一覧になっていると確認がスムーズに進みます。

逆に「背番号だけ別のExcel」「サイズだけ後から追記」という分かれ方をすると、途中で誰の分か分からなくなり、結局スタッフから個別に確認の連絡が入ることになります。集計の段階で名簿とサイズ表をひとつにまとめておくと、そのまま発注書に落とし込めるので早く進みます。

フィッティングや生地選びに迷ったらサンプル貸出も含めて公式LINEで相談できます

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発注から納品までの流れと価格の考え方

ジャージ・ショーツ・ソックスをまとめて発注する場合、新規チームは5枚から、既存チームの追加注文は1枚から対応しています。支払いは先払いで、数量確定後の請求書発行・入金確認を経て生産に入る流れです。

納期はデザイン確定と入金確認を起点に約8週間が目安ですが、時期によって前後するため確約はできません。価格は定価をベースにしたチームオーダー割引が適用され、中学生や身長160cmまでの選手はアカデミー価格の対象になる場合があります。金額は枚数や仕様によって変わるので、まずは概算枚数と希望時期を伝えてもらえれば見積もりの相談に進めます。

フィッティングをチーム内で混在させても大丈夫ですか?
問題ありません。ポジションや好みに応じてRegular・Tight・Super Tightを選手ごとに分けて発注することも可能です。ただし混在させる場合は、サンプルで着比べたうえで名簿にフィッティングの列を追加しておくと、記入漏れによる取り違えを防げます。
COTTON POLYの生地でも派手なデザインにできますか?
全面の昇華プリントはできないため、Sublimation生地に比べるとデザインの自由度は下がります。色を変えられるのは切り返し部分のみです。派手な柄を優先したい場合はSublimation、着心地やコットンの風合いを優先したい場合はCOTTON POLYを、という選び方になります。
サイズを間違えて発注してしまった場合はどうなりますか?
生産が始まる前であれば調整の相談が可能です。だからこそ発注前のサンプル着用をおすすめしています。まずは公式LINEでチーム名と状況を伝えてください。

HERCULEGEAR 制作チーム

チームウェア企画・デザイン・国内窓口

ラグビーから始まり、サッカー・レスリング・マリンスポーツまで、チームのオリジナルウェアをデザインから納品まで一貫して手がけています。企業・団体のウェアにも対応しています。

そろそろ、チームの一着を。

デザインが未定でも大丈夫です。チーム名・用途・だいたいの枚数と時期だけで、話は進みます。

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